2006年03月22日

軸が大事

日曜早朝から一泊で福岡に行ってきた。

仕事関係のゴルフコンペ。
 
フラメンコのことで頭がいっぱいで心の余裕はなく、
行きたくなかった。
 
でも、断れない。
 
一瞬、家族の者が行ってくれればいいのにと思った。 
しかし、ゴルフが大嫌いだから私が代わりに参加す
るようになったことを思い出し、諦める。
 
ここは考え方を良い方に変えようと頭を切り替える。
 
羽田から福岡空港に到着し、博多駅から鉄道でも行
けるが、せっかく来たのだからと船に乗って
 
「海の中道」へ。
 
着いた日は、夕方までの短い時間だったがショート
コースでグリーン周りのアプローチの練習。
 
翌日の月曜日は本コースでラウンドした。
 
考え方を変えたかいがあり、結果は、博多湾と玄界
灘に挟まれた雄大な景観が心をリフレッシュさせて
くれた。
 
「スイングがきれいですね」
 
一緒に回っていたコンペ仲間の男性が褒めてくれた。
 
すると同調するように別の2人の男性も頷き、褒めて
くれた。
 
たぶん女性だからおだてなければと思ったのだろう。
 
が、私にとって何より嬉しい言葉だった。
 
普段、フラメンコのレッスンで嫌というほど、
先生が教えてくれた体の動きが役にたっている。
特にこの数年は 
 
軸を意識したスイングを心がけていた。
 
だから何を言われるより、
 
「ヤッター」と心が躍った。
 
まあ、スコアは毎回良くもなく悪くもなく、
飛距離もまあまあのところだから、
褒められることは皆無だが....。
 
さて、あんなに気がすすまなかったはずの今回の
 
コンペ。
 
おだてられて、木にのぼり、目いっぱい楽しんだ
私だった。
 
そして、フラメンコのレッスン日に重なっていな
かったことに感謝した。
 


ayame1999 at 00:01|Permalink心の寄り道 

2006年03月15日

脳が退化

フラメンコの個人レッスンの日。

時間よりほんの少し前に着いたので、二人でレッスンを受けていたおネイ様達のレッスンを垣間見ることが出来た。

新しい振り付けを一生懸命に踊っている。

なかなか振りがスムーズに体に染み込まないようで苦しんでいる様子。

のんきに見物していた私は

「ほかの人も苦労しているんだなあ」

などと変な安堵感を抱いてしまう。

私の番になりしっかりとMDをセットする。

しかし音だけでは新しい振り付けに入ったとき思い出せない。

出来ることならビデオを、いやいや、DVDを買って撮りたいなあ、と思った。

すると気持ちが通じたのか

「世の中便利になるほど、どんどん脳が退化していくからね」

との先生のお言葉。

まだ着替え中のおネイ様達にも先生の言葉は聞こえていた。

「うううぅ、ハイハイ、頼ってはいけません。頑張りまーす」

更衣室のカーテンの向こう側から元気な声が聞こえてきた。

私もその言葉に同調して

「必死に、覚えるよう頑張りマース」

と言った。

とてもじゃないが、

「でも、便利なものは大いに活用しなければぁ」

などと言えなかった。

懲りない私。

 

 



ayame1999 at 19:05|Permalinkフラメンコ 

2006年03月12日

フラメンコのリズム

マンドリン合奏の演奏会をしてきた。

私が所属するマンドリンのサークル18名で、いつも練習場に使わせてもらっている公民館で弾いてきた。

「公民館まつり」

地域の、合唱や踊り等、様々なサークル活動をしている人々のイベントの日。

場所柄親しみやすい曲を選び、シャンソン、沖縄の島唄、民謡、昔の懐かしい流行歌とあわせて七曲演奏する。

100名ほどのお客様がいたのには驚いた。

歌詞を配ってあったため、懐かしい唄の時は口ずさんでくれた。

皆、生き生きとした表情で聞いてくれている。

演奏が終わり会場を出ようとすると

「毎年この公民館まつりで、マンドリンを聴くのを楽しみにしているんですよ」

と、声をかけてくれた人がいた。

お世辞かもしれない。

判っていても、嬉しいものだ。

6月には公民館から有料演奏会を開くことを依頼されている。

合奏することが楽しくてギターや大きなウッドベース、チェロ、マンドリン、マンドラを演奏する仲間が集まっている。

月に二度しか練習日がなくても、皆相当に上手な人達ばかり。

その中でフラメンコに夢中になっている私は、練習日の日だけがまさに練習日する唯一の日なので、苦労しているわけだが....。

20年の間には大きな舞台や小さな舞台での演奏経験は数え切れないほどある。

しかし自分達が企画した舞台だったり、老人ホーム、学校、自治会などからお誘いをもらって演奏してきた。

集客もしてくれるし、尚且つ有料のコンサート依頼など初めてのことだ。

きょうのように楽しみに聴いてくれる人々がいてくれたからこそ私達にとっては夢のようなお話があっのだろう。

一日のスケジュールを終え解散後6人でファミリーレストランに寄った。

「フラメンコのリズムって難しいわよね」

カンテの発表会に来てくれた、ギターもマンドリンも弾きこなすメンバーの女性が首を傾げた。

パルマやフラメンコギターに注視していたけれど、リズムがどうしてもとれなかったと言う。

一緒に聴きに来てくれた男性も同じことを言った。

フラメンコギターが弾けたらいいのに....などと話が咲いている。

メンバー達が、畑が違うフラメンコに興味を持ってくれている。

クラシックばかりが好きだった仲間も以前と少しだけ違ってきている気がする。

皆、フラメンコのリズムが好きになってくれればいいなあ

 

 



ayame1999 at 21:04|Permalinkマンドリン 

フラメンコレッスン確実に

朝の10時から自習が始まる。

先週と同じくほんの数分遅刻してお教室に到着。

来てる来てる。ほぼ全員が来ていた。

扉を開ける前に足の音が響いてくる。
中に入ると鏡に向かい上体を確認しな
がら踊っている人、複雑な足の動きを
している人、黙々と三連の足の練習を
している人というように
熱気が一気に伝わってきた。
私も着替えを済ますとその中に加わる。
自習時間なのに先生は途中から参加し、
新しい構成が着々と進んだ。
ほとんど皆迷わず先生の指示通り踊っていく。
これまで綿密に繰り返し振り付けをやってき
たので、落ち着いて踊りながら場所も移動出
きるのだろう。
私は踊り過ぎてというか、時が経つうちに、
いろいろな曲の振り付けが混ざり、
これまで出来ていたものが、
あやふやになってきた。
あれー、ここは左足からだったかなあ、
タコンの足だったかな、プランタだったかな、
などと何も考えずに自然に踊れていたのに、
迷うようになってきた。
ここでしっかり頭に叩きこまなければならない。
そばにいた教室仲間に尋ねた。
私と同じ体は小さいのに、足の音がしっかり。
身長はない私だが、足の太さは、きっと一番。
が、音が響かない。
「足に弱い女」
体の大小、太い細いが問題ではないのだ。
一生懸命練習すれば、コツがつかめるかなあ。


ayame1999 at 00:17|Permalinkフラメンコ 

2006年03月09日

夢中になりすぎて

いけない、いけない、フラメンコに夢中になりすぎて

大事なことをおろそかにしていた私。

ずっと年下の、というより私の娘みたいな友達の結婚式が一ヵ月後に控えている。

もちろん出席だが、実家がある秋田の住所にハガキを出さなければならない。

なんと私はひと月近くバッグにいれたままだった。

そして、仕事関係の支払い、通販書籍、と支払わなければならない振込用紙が4枚も出てきた。

こちらはそんなに遅れていなかったことで、ほっと胸を撫で下ろす。

フラメンコの発表会に踊る振り付けのこと、カンテの発表会で唄う曲のこと、何もかもが、フラメンコモードに浸りきっていた。

間に仕事や家事をやらなければならないのに、仕事も何とか間に合わせ程度、家事も最低限にこなしていただけ。

本来は家のこと一番、仕事の手伝いは二番、最後に好きな趣味をもってこなければならないのに....。

フラメンコが一番に...。

これが外に勤めていたら、即、首。

反省。

せめてこれからは大事なこと、やらなくてはならない事は優先的にてきぱきと片付けてしまわなければ。

そうでなければ

「爆発だァー」

と癇癪球が何処からか落ちてきてしまう。

と、しおらしくなったものの、

...いやいや、フラメンコのおかげで無駄のない生活

張りのある生活、そして、諸々の大きな悩みを忘れて

毎日をすごしていけてるのよ、....だから家族の者は

フラメンコに感謝するように....。

などと強気の考えが頭角を表してくる。

だめだ、反省になっていなかった。

 



ayame1999 at 21:49|Permalinkあれやこれや 

2006年03月07日

フラメンコ発表会に向けて

群舞で踊る曲の構成が始まった。

九月に入ってから今日まで週に二度必死に振り付けを覚えてきた。

一つのクラスのレッスンは一時間半だから相当な時間を費やしたことになる。

指折り数えてみる。

二月いっぱいまでで約一曲72時間

二曲の人は144時間

三曲レッスンしていた人は216時間

キャー、こんなに練習していたとは....。

往復の電車の時間も数えてみる。

またまた「キャー」

二月に入ってからは、それぞれの曲に自習時間が設けられ、これがほとんど先生がついてくれているから実質的にはクラスが増えたと同じ。

もしもフラメンコをやっていなかったら、何をして同じ時間を消化していただろうか。

「?」

たぶんお菓子を食べながら昼ドラマを見、思い出すことが出来ないことに時間は消えているに違いない。

とてもラジオ講座スペイン語の復習などしているとは考えられないなあ。

そう考えると、ずいぶん充実していた時を過ごしていたと思えてきた。

さてさて、こんなにレッスンしたんだから.....と油断せず、気を引き止めなければ。

その証拠に、構成に突入した途端に、曲の始めだけしかやっていないのにウロウロ。

いつも正面の鏡しか見ていなかったので、立つ場所が変わっただけで戸惑ってしまった。

何処に移動しようと動揺しないように、しっかり振り付けを体に染み込まそう。



ayame1999 at 22:58|Permalinkフラメンコ 

カンテ好きに脱帽

日曜日に無事にフラメンコの唄「カンテ発表会」を終えた。

さあ、ゆっくり休もうと思ったら、翌日のレッスン日は通常通りあった。

すごい!

皆、来ている。

本当に唄うことが好きなんだなあ、とほとほと感心する。

「私も来たんだ」

と気付く。

思わず頬が緩んだ

日曜日は思いがけない方々が会場に来ていてびっくりした。

そしてお誘いした知り合いや友人、フラメンコ仲間の人々が、遠方にも関わらず足を運んでくれことに、感謝の気持ちでいっぱいになった。

リハーサルをずっと見物しじっと耳を傾けていたとき、普段見る仲間とは、皆、別人に見えた。

化粧や着飾っているからではないことは判っている。

こんなに皆いい顔になるものかと思った。

本番もお客様の後ろに立って聴いた。

すると今度はリハーサル時より、さらに表情が変化していた。

もっともっときれいだった。

一生懸命に集中しているのっていいなあ。

私も頑張らなくては.......。

 



ayame1999 at 01:02|Permalinkカンテ 

2006年03月03日

カンテの友達

夕方、自宅にカンテの友達から電話がかかってきた。

友人曰く、たぶん留守だと思ったけど、明日はカンテ発表会のリハーサルだしお互いに頑張ろうと言いたくて電話してみたのよ、と言う。

嬉しかった。

カンテの仲間は皆ファミリーみたいで、私にとっては居心地のいい人達ばかり。私がどうしても歌えなかった箇所を帰り際にそっとコツを教えてくれる大先輩や、聞き惚れる声の主など贅沢な人々ばかり。

教室に入ってから四年半、週に一度のレッスンが楽しくてならなかった。いやいや実際は、難しくて苦しむ時間の方が多い。

そんな中、この友人とは教室に入った時がほとんど一緒だったので、お互い励ましあってきた。

昼のクラスに移ってしまったが、もう一人同期がいる。

私達は先生から昔のアイドル歌手三人娘の名前と同じ

「キャンディーズ」

と言われた。

たまに、三人のおばさんが顔を合わせると

「キャンディーズは不滅です」

と手を重ね合う。

二人はフラメンコの唄、カンテが好きで好きでたまらなくて、私は二人の知識の豊富さによく感嘆させられたものだ。

「お互いにお教室で一生懸命勉強してきたんだもの。気負わないで、教室の延長と思って歌おうね」

受話器をあてている私の耳に、友人の優しい声が響く。

「そうね、精一杯、心から唄おうね」

よけいな話はしなかった。

とても短い会話で電話は切れた。

でも、そのあとも彼女の声が私の耳から離れない。

「ありがとう」



ayame1999 at 18:41|Permalinkカンテ 

2006年03月01日

雨の中のフラメンコ

個人レッスンの日。

といっても今日は魅惑おネイ様と一緒だった。

いつもは私の前の時間帯におネイ様は別のグラマー魅了おネイ様とレッスンを受けているのだが、きょうはその方が用事があり欠席したため、急遽合流して一緒に受けたのだった。

クラスレッスンは週に何度かあるので覚えが悪い私だが回をこなせば何とかついていけている。 

                                       

しかし個人レッスンは多くて月に三度がいいところ。 

せっかく先生が教えてくれた振り付けの順番を翌レッスン日には忘れてしまう。

一歩進んで0.8後退。

まあ確実に0.2は進んでいるのですから、進歩していると思おう。

新しいタンゴの部分に入る。

いいなあ、かっこいい振り付けだ。

心の中で

「少しでもあんなふうに踊れるようになったらいいのになあ」

と先生の踊りに見惚てボー、としている。

「はい、やってみて」

先生の声に現実に引き戻された。

私はあわてて、踊るのではなく、ただ動きだす。

クラスレッスンの90分に体が慣れてしまったに違いない。個人レッスンの一時間があっという間に過ぎてしまった。

終了後、駅の近くのカフェ店へ寄る。

温かいコーヒーを飲みながらにっこり二人顔を見合わせました。

「こんな雨の中、.....私達って本当に好きねえ、ウフフ」

「ほんと、ホント、まったく好きで呆れるわね、クククッ」

「だって好きで好きでたまらないんだもの」

「イヤァァン...ウフ」

「パチリ」

おネイ様のウインク。

そのあと、意味深な笑みを交わしました。

言葉は少なくてもそれで通じるのです。

しかし、すぐ隣に座って本を読んでいた女性客は怪訝な顔をしてこちらを伺っています。

私と目が会うとあわてて本に視線を落としました。

が、耳だけはしっかりとこちらに集中しているのがわかります。

変な勘違いされては困ります。

私達って、フラメンコがどうしてこんなに好きでたまらないのかしらねえ

わざとフラメンコという言葉を強調して言った私でした。

 

 



ayame1999 at 23:58|Permalinkフラメンコ 

2006年02月25日

フラメンコレッスン遅刻

検査だけのつもりだったのに....

昨日の朝から大腸の検査だからと何も食べていなかったオットット。

私が今朝レッスンに行く前、

「さあ、検査が終わったらたくさん食べるぞ」

と嬉しそうにしていた。

今日は10時に自習が始まり続いてレッスンがある日。

自習といってもそれぞれが確認をする貴重な時間だからほとんどの生徒がやってくる。

早く行きたくてうずうずしていた。

だが自習時間はパスした。

ちょっと検査する、という気軽なものだったから、出かけても構わないのだが、今後もフラメンコを気持ちよく続けていくためには機嫌を損ねられては困る。

家を出るのを遅らせるくらい何のその。

「ビーフシチュー作ってあるから、病院から帰ってきたら食べてね」

笑顔大賞の微笑みをつくり、駅に向かった。

やっと教室に着くと、こんな季節に冷房を付けているのに、湿気ではなく、熱気で鏡が曇っていた。

レッスンは細かく同じ箇所を何度も繰り返す。

それでもまだ間違える。

先生と生徒と根競べみたいだ。

一時間半はあっという間に過ぎた。

教室に出、外気に当たると現実の世界に戻された。

「連絡されたし」

メールが届いていた。                                                 ポリープが三つあり内視鏡で切除したので火曜日まで入院とのことだった。   私の口癖                                         「今を大切に」という言葉が渦巻いた。

病院に行ってみるとオットトは 「まだ何も食べてない」                 としょんぼりしている。

つくづく思いましたね。

踊る事が出来る間は目一杯踊っておいた方がいいのだと。

何はともあれ、たいしたことなくて安堵した一日でした。



ayame1999 at 23:08|Permalinkフラメンコ 

基本3

オリンピックであの優雅な滑りで荒川金。最近嫌なニュースばかりだったから、すごく嬉しい。

政治家、会社組織、建築、ホテル経営、等等....。

あっちでも、こっちでも、基本をおろそかにして、陳謝し、反省してまーす、ばかりだった。

難しいことはやるのに、何で最低限基本となることを手抜きするんだろう。

そういうば何年か前に茨城県で、原子力関係の事故で多くの住民が放射能の恐怖に襲われたことを思い出す。あの時も基本的な事が守られずバケツで処理をしていたことまで発覚した。

たまには基本以上に丈夫なビルを建築したとか、基本より多くの身障者の為に駐車場を確保したとか、売り上げが発表より数倍も数字が多かった等、頭を下げるのではなく、胸を張れるようなニュースはないのでしょうか。

無理かなあ。

身をけずって他人の為に頑張っている人や素晴らしい事をしている人もいるけど、そういうことはなかなか広まらないものだもの。反対に人の中傷は素早く伝わっていくけれど。

さてさて、私もフラメンコの基本をしっかりやらねば。

いいかげんにタコンを打たないこと。

ゴルベ、プランタ、はっきりと。

私の苦手なコントラをいつかは得意になるように。

荒川選手を思えば、私の基本なんか軽い軽い.....。

でも、やっぱり重いナー。

 

 

 

 

 

 

 



ayame1999 at 00:39|Permalinkフラメンコ 

2006年02月23日

シンデレラ

見本のフラメンコシューズを持ってお店の人が数人でお教室にやってきた。

さっそく履かしてもらう。

やったあああぁぁぁ....。

ぴったり合う靴に出会えてほっとする。

前回の発表会までの道のりは悲惨だった。

急に足が痛くなり普段は引きずって歩き、レッスンの時は薄いスポンジを敷きあまりに痛さで感覚がなくなるのを待つように足をわざと酷使した。

そうしなければ、まともの状態では痛みでとても踊れる状態ではなかったからだ。

医者にも行き、マッサージも通ったが、直らなかった。

特に朝、ベッドから出て足を床につけた時は顔がゆがんだ。

或る日、レッスンに向かったさい、シューズを忘れたことに気付き、家に戻る時間がなく、仕方なく近くの店でフラメンコシューズを買い求めた。

これが、不幸中の幸いというのか、靴を変えたその日を境に、あんなに苦しんでいた足が、すっかり正常に戻ってしまったのだ。

私にとって、まさにシンデレラのガラスの靴に出合ったようだった。

決してきつい靴ではなかったのに、何処が悪かったのだろう。

さあ、発表会の為の靴を奮発して注文したのだから、気合を入れて頑張らなくては。

それにしても今日も何時間踊ったことか。

懇切丁寧に指導してもらえるだけで幸せな気分になれるのに、きょうはギターも入った。

こういうのって、最高に贅沢だと思う。



ayame1999 at 19:48|Permalinkフラメンコ 

2006年02月22日

酒饅頭

夜の10時、ソファーにに横になりテレビを観ていたら近所の奥さんから電話が入った。

「酒饅頭作ったわよ、食べに来ない?」

もちろんオッケー、とばかり飛んでいった。

美味しいおいしい。

私より7歳年上の彼女は、私が20歳前にここに引っ越して来てから、ずっとお母さんみたいに我が家の面倒をみてくれている。

お姉さんとは違い、やっぱりお母さん代わりだ。

料理の仕方から近所付き合いまですべて教わった。

おふくろの味はもちろん、お正月料理、おもちつき、お赤飯、と何でも作って運んでくれること、○十年。

農家の生まれだから、畑を借りて野菜まで手作りだ。

悩んだ時や、腹がたったときも、考え方を教えてくれたし、アドバイスしてくれた。

それが、新年になって喘息で突然入院。

いてくれて当たり前だった人が、あらためて、大事な人だったのだと思い知らされた。

遠慮がいらなく、助けてくれて、かといって、づかづかと入り込んでもこない、ちょうど良い関係のご近所。

この奥さんだけでなく、お迎えの奥さんも同じ大切な人。

そのお迎えさんも去年の秋に手術。

喘息の検査やらが延び入院が長引いたが、一ヶ月ほどで、退院してきたし、お向かいさんも今はすっかり元気になった。

久しぶりの懐かしい酒饅頭。

眠れなくなると困るので、薄いお茶を入れてもらい、お饅頭をほうばった。

「ところで、フラメンコの発表会って、今年はいつなの?」

よくぞ聴いてくださいました。

私は嬉しくなった。

夢中で踊る曲の説明をする。

いけないいけない、踊りをやっていない人なのに、また夢中で話してしまった。



ayame1999 at 23:57|Permalinkあれやこれや 

2006年02月21日

叱らないで

昼のレッスン4時間、夜は1時間半。

自分でも驚くほどのレッスン時間でくたくたになった。

ふと帰宅途中のホームで見かけたおじ様たちの沈鬱な顔、

くたびれた丸い背中。

私は自分の姿を見ているようで、背筋をまっすぐにのばした。

そして、ふと日曜に見たホームでのことが蘇ってきた。

小学生低学年の女の子が楽しそうに笑い声をあげていて、その姿はとても微笑ましかった。

すると突然ベンチに腰掛けていた年配の女性が

「何をそんなに笑うの!みっともない、人が見たらアホと思われるでしょっ」

どうやら少女二人の祖母らしい。

電車が来るまで、みるからに身なりがいい厳格そうな年配の女性はずっと叱り続けた。

二人は、しゅんとして黙り込んだ。

人の笑いには確かに人を馬鹿にして笑うこともある。

そして傷つけられることもあるだろう。

でも明らかに二人は戯れて楽しくじゃれあっていただけ。

ちっとも迷惑なんかかけていない。

むしろ私の心を和ませてくれた。

この子達が成長したら、どんな女性になるのかと思うと私は悲しくなった。

どう見ても、今日の沈鬱なおじ様達の顔より、和ませてくれたのに。



ayame1999 at 23:46|Permalinkあれやこれや 

2006年02月20日

はしご

「心の寄り道」

土曜日に新宿へロルカの戯曲である創作フラメンコを観てきた。

そしてそのあとは赤坂へ。

早く帰りたかったが、知人が赤坂の店で、踊りのバックで唄うとのことで、

ぜひ賑やかしにいってあげたかった。

いやいや、行きたかった。

唄が目的だったが、三人の踊りもよかった。

こんなにも三人三様個性が違うものかと勉強になる。

大舞台のロルカのほうも、すごくよかった。

「フラメンコ曽根崎心中」を観て感激していた経緯があったから、

前々から他の創作ものをぜひ観てみたかったのだ。

足を運んでよかった。

創作フラメンコは苦手という人の声をきくことがあるが、いろいろな考え方があるので、

私はそれはそれで良いと思っている。

ある時は、アンダルシア地方のおば様がエプロン姿で粋に踊るような踊りを。  

あるときはスペイン舞踊団みたいに美しくて、かっこいい踊りを。  

あるときは.........。

みんなみんなフラメンコ。

まったくフラメンコに興味なかった人が、お芝居を観劇するように

創作舞台を観て、それをきっかけにフラメンコをやりたいと

思うきっかけになってくれたらいいな。

または映画でもいい。

或いは小さなお店の舞台や、大おきな舞台での踊り...

様々な、形、場所でフラメンコに接し、興味をもってほしいな。

さてさて、しかし、きょうは自分でも驚くべき
ハシゴだった。

帰宅したのは12時近く。

不良主婦と追い出されないよう今後、はしごは致しません。

.......のつもり。

 



ayame1999 at 00:33|Permalink心の寄り道