心をいれかえて続編、昨日の続き。

2006年08月04日

事件か?

夏の暑さも本番にはいったが、あいも変わらず、せっせと朝からフラメンコレッスンに行ってきた。

スタジオに入ってみると私が一番。

ドアが開いているからか、地下なのに、携帯のメールが届いた。

家族からだ。

朝のやるべき仕事をころっと忘れて、家を出てきてしまったので、お叱りのメール。

ここは素直に謝っておかなければ、今後に差し支える。

直接に電話して謝った。

覚悟していたが、怒りはそれほどでもなく、胸を撫で下ろす。

さて、昼のレッスンを終えると、きょうはまっすぐ帰ってきた。

左に曲がると我が家。

ところがその手前でパトカーが数台停まり、紐で通せんぼし、おまわりさんや、刑事さんがごちゃごちゃいるではないか。7.8名は確実にいる。

「まさか、まさかぁぁ」
 うちの年長さんが(一番威張っている家族のこと).......。

「ど、ど、どうしたんですか、何があったんですかっ」
 心臓が止まるほどドキドキしておまわりさんに尋ねた。

「まだ、よくわからんです」
 もしもし、おまわりさん、などとのんびりと道を尋ねているわけではないのよ、と怒鳴りたくなった。

遠回りしてぐるりと回り、反対側から路地に入っていく。

乱暴にドアを開けると階下の仕事場に向かって
「ねえ、いるの?大丈夫なの、ねえったら」
と大きな声を出す。
 
年長さんの声が聞こえた。
無事に生きていた。

事の真相は、急ブレーキの音がした。近所の人が外に出てみると、女性が車に押し込まれているところで、車は走り去った。
血痕も残っていた。近所の人は警察に通報した。


しばらくするとミニパトカーが近所を回り
「○○ベーカリーの信号近くで、事故を目撃した人、或いはトラブルを目撃した人は警察に届けてください」
とスピーカーで流しはじめた。
遠くからもよくスピーカーの声は聞こえてきた。

はねられたのか、も定かではないようだ。

「何だか、コワイ。きょう夜のレッスン行くつもりだったけど、やめる」
 踊っているばあいでは ないと思った。

いつもの習性で時間が空いていたので早めに夕食を作ってしまう。

その後どうなったか気がかりで外に出てみる。

おまわりさんが、通せんぼの紐を取り除いたり通行止めの置物を片付けているところだった。

結論を言えば、事件ではなかったことが判明。
詳しいことは、何も教えてくれなかった。

まさか、とは思うが、年長さんの言った
「あの血は人のじゃなくて、犬かもよ」
という言葉がひっかかっている。
 
とにかく、ころっと変わって夜のレッスンに行ってきました。

根性、根性、のタコン連発特訓レッスン。

これだけやれば、さすがに少しはタコンの音が出るようになった気がします。

平和だった一日に感謝。



ayame1999 at 01:25│あれやこれや 
心をいれかえて続編、昨日の続き。