2008年05月23日
瞼のフラメンコ
「もなかのフラメンコ」
ここ数日間は急ぎの頼まれ仕事で睡眠不足。
時々深夜にこうしてパソコンとにらめっこ状態が続くことがあるが、目が疲れる事がとても辛い。ドライアイになっているのだろう。
さて、今日の昼間からのフラメンコレッスンも目をしょぼしょぼとさせてスタジオに入った。
しかし練習着のレオタードに着替えると寝不足なんてからりと忘れレッスンに集中した。
一日の通してのレッスンが終わった。
地下のスタジオから地上に出る。夜の静寂さと空気が私の顔を包みこんだ。
『ああ、あの足、もうちょっとリズムに乗りたかったなー、ちょっと心残りだなあ』
『そうそう、ミセスのクラスではあんな事も教えてもらったし...』
たかが趣味で踊っているといっても私にとっては、されどフラメンコ。生きていくうえでの太い柱。
フラメンコを踊ることが楽しくてたまらない、好きでしょうがない、ということの先に
今後、どういう気持ちで踊りを習って行けばいいんだろう.....
という思いにかられることがある。
クラスで担当してくれた先生からそれぞれ様々な技術や精神的なことを自然と学ばせてもらっているが、時折、ふと、見失ってしまうことがある。
その迷走している気持ちを晴らしてくれる、いや、安心させてくれる言葉をレッスンの中でもらった。ここに記しないが、しっかりと身体の中に深く沈めた。
私は踏み切りを渡る数秒間の間に、その言葉を思い出しながら、両瞼を押さえて歩いていた。
「ほとほと疲れちゃったみたいだね」
こわい。
瞼の奥からのフラメンコの声ではなかった。昼間にクラスで指導してくれた本物の先生がすれ違おうとしていた。
私はあわてて、
「いえ、考え事をしていたところでした」
と否定してしまう。
ああ、何とかわいくない自分なんだ。呆れた。
確かにたったいま、昼間のレッスンのことを思い出していたところだったから、考えごとをしていたことは事実。だけど、疲れていないわけがない。
「はい」と何故、素直に言えないのだろう。
と言いながら、早く寝ればいいものを深夜になってしまった。
爆弾が落ちる前に退散。
おやすみなさいませ。
『鏡見て ショボショボの目で ウインクよ』
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この記事へのコメント
こんなクラスもあり、と私は思います。
先生にしかできない!
踊りの技術以外の、尊いお話でしたね。
合宿などで、飲んだり食べたりしながら、
時間を気にせず話したい!そんな内容でしたね・・・
本当に、いろいろな意味で考えさせられました。
フラメンコの話はもちろんだったけれど、それ以外の話は、もっともっと......ネッ。(*^_^*)
