2012年元旦迷い道。

2012年01月03日

ニューイヤーを迎えて..。

            「もなかのあれややこれや」
大学の箱根駅伝をテレビで観た。
『一度でいいから、沿道で応援したいなー』
そう思いながら実現していない。

どうしてこんなに感動するんだろう。
涙腺が緩んで困る。

ひたすらに、ひたすらに、様々な想いを背負いながら走る姿。
タスキを渡すとき、
どっと精魂尽きて倒れるこむ身体、
忍び寄る足音に抜かされてしまったときの顔、
ゴール寸前で、抜かれた相手をもう一度追い抜いた選手、
すっかり駅伝で顔なじみとなった、記録を達成した選手の笑顔、

『もしかしたら棄権してしまうのではないかしら...』
普通ではない走り方にハラハラ。
気力だけで走っているのが判る最後の東京農業大学の選手。

「ゴール間近だよ!ガンバレー」

あと数分で着けるはず。
届くはずのない声を出した時、時間切れで番組が終わってしまった。
すぐにラジオをつける。
『よかった、無事にゴール出来たんだ..』
ほっとして、スイッチを切った。

一人で戦う競技も素晴らしいけれど、皆の力で成し遂げられる競技は、感動が大きい。

さて、明日夜3日は、NHKホールに行くことになっている。
NHKニューイヤーオペラコンサート。

私が通うフラメンコ教室の先生が振付を担当し、舞踊団の方と以前、講師をして下さっていた先生がオペラの舞台に出演するという。

家で、その話をした時だった。
何と!

珍しく家族が、オペラを聴きたいと言い出した。
そして、一度でいいから紅白歌合戦で知るNHKホールにも行ってみたいと。

「席なんて残っているはずないでしょ!」

合唱や、東京フィルハーモニー交響楽団、東京バレエ団まで出演するという。
すぐに席は満杯になってしまったに違いない。

私は小言を言いながら、何回も何回もチケットを取るのに電話した。

こういうところで、
諦めてはいけない...、
という言葉が役にたったなんて。

キャンセルがあったのか、やっと二枚ゲット出来た。

本心は、私自身行きたいと思っていたのだ。
でも...。
結果は、自分から言い出さなくて済んだことにほっとした。

大のクラシックファンではない私。
詳しくもなく、せいぜいマンドリンで皆と演奏するくらいのこと。

でも、ニューイヤーオペラコンサートは、紅白歌合戦同様、オペラファンにはたまらない素晴らしい舞台だということは知っている。

それでも何かきっかけがあるから、
「ぜひに..」
強い願望に駆られる。

その証拠に、
『行きたい、行きたいよ』
毎年箱根駅伝をみて思いながら、行動にうつせないでいる自分がいる。

そう思うと、
きっかけの「フラメンコ」
に有難う、と云わなくては...。

★☆★★☆★☆★☆★
ソプラノ、テノール、バリトンの男性、女性の方々がたくさん出演するとのこと。
私はもちろんフラメンコも楽しみだけど、やっぱり豪華な顔触れの唄。
そして、演奏も。

いやいや、バレーも合唱も、そして、家族が行きたいと言った初めてのNHKホールにも興味があります。
私が通うフラメンコのお教室の方々も、或る曲で踊るとの事なので、ワクワク。

振付は、佐藤浩希先生。
踊りは、アルテ・イ・ソレラの舞踊団所属の方々と、矢野吉峰先生が出演するとのこと。

楽しみです。


ayame1999 at 00:05│フラメンコ 
2012年元旦迷い道。