2013年02月24日

まなこから、はらはらと..。

           「もなかのフラメンコ」
やっぱり行こう、大阪へ。
松竹座での二月花形歌舞伎。
行きたくて行きたくてたまらない気持ちをずっと抑え続けていた。
でも、結局、抑えきれなかったのだ。

という訳で、金曜日、仲間と一緒に行ってきた。

演目は「GOEMON 石川五右衛門」
詳しい事は省略するけれど、とにかく、ひとこと。
「面白い、面白くて面白くて、たまらない」

歌舞伎の事なんて何も知らない私に、こんなにも歌舞伎のおもしろさを教えてくれるなんて。
そして、フラメンコの舞台ならともかく、こんなにもフラメンコの醍醐味をたくさんのお客様に観せてくれるなんて。

三十分程の休憩時間を含み、三時間半。
私のまなこは、はらはらと涙ぐんだり、
笑ったり、
美しさに見惚れたり、
深いいぶし銀の声に聴き入ったり。

惜しい事がある。

せっかく、「特にお教室の先生が出演されているのだから、ゆっくりと泊まりがけで一泊してくればいいのに」と言ってくれた家族の言葉に、遠慮して素直に従わなかった事。

一泊し、昼の部の
「新八犬伝」
そう容易く行ける場所ではないのだもの。
好意に感謝して、観てくればよかったのだ。
もっともっと早く決断していれば、休日を利用したり、いろいろな選択出来たものを。

見逃した事に悔いが残る。

フラメンコをどう歌舞伎で..?と想像すら出来なかったけれど、面白い!と実感出来たのも、しっかり自分の目で確かめる事が出来たから。
同じように、「新八犬伝」もしっかり観たかった。
残念しごく。

さてさて、まなこはらはらになったのは劇中だけではない。
帰りの新幹線の中。

◎◎号車のトイレの中にお財布が..。
届けられたので心あたりのある方は、と車内放送があった。
トイレに行ってもいない乗客まで、がさごそ身体が動いた。
私もごそごそ確かめる。

しばらくすると、無事にお財布の持ち主に戻されたとことの報告が流れた。
「何て、素晴らしい国なんだろうねえ」

またまた、再び車内アナウンス。
◎◎号車と△△号車の間の通路で、乗車券が落ちていたので届けられているとのこと。
又、周囲の乗客がガサゴソ。
一度も立ち上がっていない、私も。

数分後、乗車券は持ち主に戻ったという報告。
いい国だねえ。

最後に、もう一つ。
時間は逆回し。
大阪に向かう時の新横浜での事だ。
「ガーン」
二日前に購入しておいた、往復切符の一枚がない。
カバンの中、すべてひっくりかえした。
特急券が、
「ないっ」

思い当たるのは、出がけにカバンを変えてきたから、カバンポケットの中に一枚取り残してきたか..。
窓口に行き、説明をした私。
「ほっ」

一端再度特急券を買わなければならない。
でも、見つかったら、JR窓口に持っていけば、手数料320円(確かこのくらいの値段だった)くらいで、代金を返却してくれるとのこと。
切符に紛失の印鑑を押してくれた。

大げさだけど。
「いい国だね」
家に戻ると、カバンポケットに、一枚へばりついているのが見つかった。

今後もし新幹線切符を家に置き忘れた方は、どうぞ、心配しないでね。

改札で、胸ハラハラ。
歌舞伎の中でまなこはらはら。
新幹線の中で心あたたまり、はらはら。

『ハラハラと はらはらの意味 知った旅』






ayame1999 at 02:13│ フラメンコ | あれやこれや