2013年03月19日

そうだ!やっぱり行こう..。スペイン編

                 「もなかのフラメンコ」
「とてもとても、スペインまでは無理だろうなあ」
去年年末に観たお教室の公演がスペイン、ヘレスのフェスティバル招待公演で再演されると決まった。
「いきたいなー」
でも、留守をすると心配な事が山積み。
2、3日で帰って来れる所ではないのだ。
ため息交じりに、諦めていた。

一日、一日と出発の日が近づいてくる、
『ムムムム、やっぱり〜』
熱い思いが頭をもたげてくるたび、もぐら叩きのように引っこめる。

代わりに、
「行きたいけれど....、我慢するんだ〜」
という言葉だけ明るい声で発した。
その言葉が幸いしたのだろうか。

人間どうなるか判らない、行ける時に行っておいた方が..という声が聴こえて来た。

有難いことだ。

ということで、スペインでのタイトル
「AMOR AMOR AMOR」
を、ヘレスで観る事が出来たのだった。

先生方やよく知っている舞踊団の方達が出演している舞台を観れたのだもの。
どんなに素晴らしかったか、感想をたくさん書きたい。

でも、もっと書きたいのは、会場中に渦巻いたエネルギーの事。

座っている私の身体をまるで、ゴーと、うなりをあげて取り巻いていくよう。
最後にお客様が、皆総立ちになってしまったとき、
「ハポン、ハポン」
と両手を頭の上に掲げて拍手していた私の周りのスペインのおばさんやおじさん達。
この表し方がぴったりだったし、私もおばさんだから、お許しを

舞台を観れた事に加えて、このお客様達の姿を目の当たりに出来たこと。
その中の一人としていられたこと。

大きな大きな喜び。
この体験は、一生の思い出だ。

気軽になんて、行ける場所ではないもの。
それに私が元気であったとしても、心配なく何日も留守出来る事が当たり前と思ってはいけない。

だから、嬉しくてうれしくて、本当にうれしくてならなかった。

今でも、ヘレスの町並みが私の脳裏から離れない。

小さな町なのに、数え切れないほどあったバル。
そこで出されたグラスの中に入れられた温かいコーヒー。
オリーブ油で揚げられたシーフードのフライ。
「お父さんおとうさん」
「パパさん、パパ」
と皆から親し気に呼ばれ、何処に行くのも一緒だった講師のお父様が美味しそうに飲んでいたビールやワイン。

スーパーで買った生ハムをムシャムシャと一人ホテルの部屋で食べた思い出。

まずは食べる事ばかり連ねてしまったけれど、
電車に乗ってセビージャ、カディスに行った時の体験も面白い。

(パチリ。→なんてロマンチックなんでしょう。)
ヘレス電車ホームの中)jeresu7


         つづく


                                     

ayame1999 at 01:05│ フラメンコ