2013年03月19日

やっぱり行ってよかった!スペイン編

              「もなかのフラメンコ」
ヘレス駅から電車に乗ってセビージャ.に向かった。
以前来た時はバスに揺られ運んでもらったという感じ。
今回は、確かに自分の足で目的地へ。

途中駅の名が、カンテのCDで聴いたり解説書で目にしたお馴染みの名前が次々と出てくる。
何だか、駅名だけで、ワクワクしてきてしまう。
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窓の外は、何処までも続く空。
地平線の彼方まで見渡せるような景色。
美術館でよく目にした、額縁の中の広大な絵を観ているようだ。

セビージャに着くと、まずはタクシーでカテドラールへ。
荘厳な建物の中に入り、気持ちを静寂の中にゆだねる。

ここまではしっとりと気持ちを落ち着かせた。

でも、次に向かったフラメンコ関係のお店がたくさん並んだ場所。
まるでおのぼりさんのように、好奇心いっぱいに店の中をのぞいた。

考えてみれば新宿から私鉄の急行に乗り、我が家までの所要時間ぐらいでヘレスから来れるのだから、想像していたより近い。

さて、改めて驚いた...、というより感心してしまったのはシェスタの事。
午後、職場は休憩時間となってしまう。

最近はずいぶんその習わしも、まちまちとなってきた、とはきいていたけれど。

気に入った品が有り、手にしようとしていても、時間切れ。
「またねえ、四時くらいにまたお店を開けるから、それまでバイバイ」
そんな感じだ。

今やスペインは経済危機のど真ん中。
こんな感じで、大丈夫なのかなあ。
お節介な私は、心配してしまう。

昨日、やはりユーロ圏のキプロスという国で、銀行預金者に課徴金を課す事が決まった。
ユーロ当局が支援する代わりに、負担も請け負いなさい、ということらしい。
引き出しの人が殺到したらしいけれど、小さな国でのこと。
他のユーロ圏に波及しなかったことに安堵。

難しいことは判らないけれど、ユーロ圏になった時のメリットとデメリットがある。
スペインの場合は、じわじわとデメリットの方が台頭してきたのかな..、などと想像してしまった。

働き過ぎの日本にいる自分は、よけいな心配をしてしまうけれど、考えてみれば、午後に休憩を取るというシェスタの習慣は、気候も考慮したスペインの一つの文化だ。

尊重しなくちゃ。

そうそう、帰りのタクシーから見た見覚えのある場所。
闘牛場。
これも、牛を敬っているうえの、昔からの文化だ。

もうひとつおまけに..。
タバコについて。

ヘレスでも、セビージャでも、
「プカプカ...」
「モクモクモク」
老若男女、歩きながらも、食べながらも、吸っている人がたくさんいた。
見事、と思うほどの大勢が。

自分は吸わないけれど、何だか、昨今の禁煙ブームの日本が、ヒステリックに思えてくる錯覚に陥ってしまう。

気持ちだけでも、大らかに、大らかに生きたいなー。

楽しい場所につれて行ってもらったり、皆であーだ、こうだと言いながら散策出来た時間。
感謝。

最後に、驚いたことがまだ残っている。

「くるくる変わるぅー空もよう〜♪」
と唄いたくなった。

十歩先に進むと雨はやみ、また更に進むと傘を広げた。
その繰り返し。
傘が必要であり、邪魔でもある。

「きゃー、こんなに浸水しているよっ」
スペイン語でのニュース。
何を言っているのか判らない。

でも、どうやらその雨が、異常気象のせいらしい、という事が見て判る。

そして、そのテレビで見た画面そっくりな道路を走ったのは数日後の事だった。

                              つづく



ayame1999 at 23:09│ フラメンコ | あれやこれや