2013年03月24日

やっぱり踊りと結びついちゃった!スペイン編

あんなにヘレスに到着してから天気に翻弄されていたのに、馬のショーが観れる場所に到着したら、そこでは青空。

なんだったのかしら..。
狐につままれたよう。

ずいぶん遠くに来た感じがしたけど時間にすれば30分も走っていない。
二台のタクシーで行き、一台につき20ユーロ。
人数で割るので、さほどの負担ではなかった。

ショーの開始前に説明をとの事。
スペイン語と、ドイツ語と英語、そしてもう一つの言語(忘れた)が有った。
私達は英語とドイツ語で、交互に説明してくれるグループに入る。
有難いことだ。
英語が得意な仲間が時々内容をかいつまんで教えてくれた。
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囲いの中にいた馬は私達のそばに寄って来る。
長い睫毛。
優しい目。
何という美しく品格ある姿なんだろう。
アンダルシアの馬は有名とのことだ。

怖かったけれど勇気を出し、手を伸ばして鼻を撫でてみた。
嬉しいのかな。
されるままに、顔を近づけてくる。

いよいよ会場の中に入りショーが始まった。
出番を待つ馬が、外で待機している姿も、ガラス越しに見える。

勢いがいい曲、優雅な曲、ウキウキする曲、等々。
次々と馬のスターが入れ代わる。
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中でも感動したのは、仔馬達の集団が勢いよく会場に入ってきた時。
まだ仔馬たちは茶色っぽい。
もう少し経つと、きっとほとんどが白色に変わるのだろう。

ピシッ。
ピシッ。
地に鞭を叩きつけている音が響く。

20頭近くいただろうか。
塊のまま右に。
塊のまま左に。
集団の形が時々変化もする。

「ホラホラ、あの馬だけ、また遅れてる」
同じ馬がちょっと形より離れている。

「よかった、よかった、今度はちゃんとついていけている」
何でだろう。
涙が滲んでいた。

「私達も頑張って踊ろうね」
隣に座っていた人が、私に耳打ちした。

優雅な足取り。
前足を交互させて踊るようなしぐさを見せてくれた馬にも魅入ってしまう。

終えると乗せて来てくれたタクシーを電話で呼ぶ。
ぎごちない口調でもすぐに判ってくれて安堵。

再び両側が浸水している道路を走りぬけて行く。
CDだろうか、カンテが流れている。
運転手さんはその景色を、チラリとも見ない。

カマロンの声によく似た高音の男性歌手の声だけが、車内にこだましていた。

                        終わり。
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通っているお教室の公演がヘレスに招待されたと知ったとき、行きたい気持ちを抑えていた自分。
それが思いがけず行く事が出来たのです。
忘れてしまいたくなくて、綴ってみました。

あの馬は群舞の素晴らしさも教えてくれました。
一生懸命に踊れば、きっと何かをお伝え出来るはず。
あと舞台まで、もう少し。
必死に、練習しま~す。
鍵田真由美.佐藤浩希フラメンコスタジオ
ARTE Y SOLERA CONCIERTO vol.19」

4月7日 日曜日
開場 17:30 開演 18:00
メルパルクホール(駅:浜松町 芝公園 大門)
前売:3千円 当日:4千円



ayame1999 at 00:56│ フラメンコ