2013年04月04日

地下から地上へ...がいいのだけど。

        「もなかのフラメンコ」
いったい何年かかったのだろう。
利用している小田急線の下北沢駅が、地上から地下ホームに変わった。

一番最初に利用した時は、階段を上がって行った。
「あ~ん、まだ着かないよー」
長い長い階段。
重たい荷物を抱え、疲れ果ててしまった。

変わってから10日程経過。
二度目からは後ろの方にエスカレーターがあるのを知ったけれど、すんなりとまだ行けない状態だ。
別の駅に降りてしまったような気がして...。

さて、今朝小田急線の途中駅から急行に乗るとき、
「ポン」
ホームからこぼれおちそうなくらいの混雑の中、肩を叩かれた。
同じフラメンコ教室に向かう仲間だった。

乗り込んだ私は、背が低いくせに周囲を見渡す。
『もしも今、大きな地震がきたらどうなるのかなあ』

立っている乗客が床に全員座れるスペースなんてない。
時々、いけないと思いながらも、悪いことを想像してしまう。

その心配を追い払うように、私は仲間の顔を見上げた。
すると、私も云おうとしていた同じ言葉が先に届いた。

「今日と明日で音合わせは終わりですね。頑張りましょうね」
私は頷いた。
もちろん、日曜にある発表会の事だ。

そして、下北沢に到着し、井の頭線に乗り換えようとした。
「ポン」
また、たたかれた。
今度は別の人だった。
でも、やはり同じ教室の人。

ほぼ同時に同じ言葉を発してしまう。
「フー、着く前に疲れてしまうわね」
地下の駅になって、井の頭線に乗り換えるのに長い距離の移動となった。
エスカレーターを使ったって、
疲れる!
レッスンでは何時間も踊っていられるけれど、奥深い地下からの移動は、
しんどい!

でも、でもなあ...。
別の思いもある。
新しい駅を利用して、元気に大好きなフラメンコを踊りに向かえる喜び。
『これって、すごく嬉しいことだなあ..』

工事計画を知ってからの長い年月。
流れていく車窓を見ながら、
「土地の確保は出来たのかしら..」
線路の両サイドにあった家が解体されたりしていく様子を眺めていたのは何年前のことだったろう。

完全に工事終了するまでにはまだ何年もかかるとのことだけど、地下の下北沢駅は出来たのだ。
地下になってから、ブーブー文句を言っている私だけど、感激もしている。

さてさて、私のフラメンコの踊りは何年かかっても完成の日は絶対に来ない。
でも、叶うなら、せめて到着駅は、地下駅よりも地上駅がいいなあ。
だって、明るい場所の方がいいもの。
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鍵田真由美.佐藤浩希フラメンコスタジオ
ARTE Y SOLERA CONCIERTO vol.19」
4月7日 日曜日
開場 17:30 開演 18:00
メルパルクホール(駅:浜松町 芝公園 大門)
前売:3千円 当日:4千円


ayame1999 at 23:44│ フラメンコ