2013年04月09日

フラメンコ発表会終了...第705編。

            「もなかのフラメンコ」
舞台上で踊ること。
もういいかげん、舞台に立つことに慣れたっていいはずなのに..。

最初の出番の群舞の時は、全員下手で出番を待った。
「ガンバローね」
円陣を組み、腕を伸ばとそれぞれの人から、小さな小声が飛び交った。

温もりが伝わってくるほど互いの手は握っていない。
なのに活力が湧いてくる。

「悔しいなー」
それでも舞台に完璧なんてない。
全部で三曲。
群舞、ソロと、共々、一曲終えるごとに満足感よりも悔しさの方が頭をもたげてくる始末。
まあ、舞台の大小に関わらず、お客様の前に出るということは、そういうものだろうと判ってはいるけれど...。

春の嵐とまで言われた天気の心配。
手や足に支障が起きないようにと願った健康面。
声が出なくなったら...、風邪をひくまいと用心した日々。

無事に本番を迎え終えたのだから、
結果は
「良し!」
と、したい。

そうだ!

出番を全て終え、あとはフィナーレを待つばかりとなった時だ。
私の携帯電話が光った。

開いてみると遠方に住む古くからの友人からだった。
「フラメンコって奥深かったんですね...云々」
数日前に観たテレビ番組。
笑ってコラえて、という番組を観たとのこと。
今井翼君の姿や、振付をしていく過程での先生の語りなどに感動したという旨の文が、打たれていた。

以前私は彼女にお教室の事を話したけれど、何処で、どなたになんて記憶にないのだろう。
私はあわてて返信。
今井翼君の日本での先生やヘレスで踊っていた方達の事。
そして、私もスペインに行ってこの目で観てきたこと。

最後に、まさに今、発表会の真っ最中だという事を早技競争をしているみたいに打ち、送信した。

また携帯が光った。

いったい何人の人があの番組を観たのだろう。
友人のように漠然とフラメンコは知っていたけれど...という人も交え、フラメンコのファンになってくれた人がたくさんいるに違いない。
もしかしたら、彼女も近くのお教室に向かうかも...。
予感がしている私だ。



ayame1999 at 00:39│ フラメンコ