2013年04月17日

もどかしくて...。

               「もなかのフラメンコ」
発表会の前のことだ。
見ず知らずの寝ている老人に、私は
「寒いでしょ」
と、どんどん毛布を被せていく。
「重たいから厭だと」
と払いのけるのに、
「イヤイヤ、寒いはず」
更に被せる。
悲鳴をあげられて私は目を覚ました。

夢だった。
ベッドから毛布も布団も落ちていた。
寒かったのは自分自身だった。

『ヤバイナー』
もしもこれが原因で風邪でもひいてしまったら..。

でも、無事に発表会で踊り終え、安堵。
そして、
「ワーイ、行けてよかったー」
日頃お世話になっているフラメンコ教室の講師先生の初リサイタルにも行けた。

舞台に限らず素晴らしいものを目にした時の共通点。
ふつふつと込み上げてくる言葉では表せない充実感が押し寄せてくる。

発表会前から、
『絶対に倒れてなるものか』
と気が張っていたに違いない。
帰宅し、リサイタルも見逃さずに済んでよかった、と安堵した途端、ダウンしてしまった。
高熱。
人間こんなにも寝続けられるのかと驚く程、数日間寝続けた。

考えてみれば毎年、梅雨の時期と桜の咲く頃は高熱やトラブルに襲われる。
でも、それを乗り越えれば、こうして元気になる。
まあ、自分の一年の間の竹の節みたいなものなのだろう画像 051
画像 053
講師先生の初リサイタルのチラシやプログラムに
「あぜ道」と題されていた。

ふと考えた。
私の道はどんな道だったのかな...と。

哀しいかな。
未来ある若者と違い、進んでいく道ではなく、通ってきた道しか思い浮かばない。

もちろん、フラメンコだけでなく....。

海に続く道を歩き続ければ溺れてしまう。
山の頂上を目指す登山道は、体力に自身がなく挑戦しなかった。
かといって、整備された大通りだけ歩いてきたのではない。

「ひたすらに、もどかしいけれど、ひたすらに.」
普通の路地を淡々と歩いてきただけの気がする。
でも、思う。
何事も、長く続けるということは、難しいこと。

振り返えれば確かに長い道もある。
だから、だから、
「ひたすらに...今まで通りにいこう」
再確認した。
画像 052画像 054最後になってしまったけれど、今週はシリーズとなったデスヌードで
「鼓堂×FLAMENCO」
「直球フラメンコ!!!」
がある。
さっそく昨日は、鼓堂との舞台を満喫してきた。

「どうしたらいいの....」
踊りの時はオレーでいいけれど、日本語で絶賛の言葉をかけたかった。
でも、何といっていいのか判らない。
もどかしい。
もどかしくてもどかしくて!

でも、改めて知る。
いい意味のもどかしさって、こんなに心地良いものだったとは...。

ayame1999 at 17:10│ フラメンコ