2013年07月31日

大切に..

           「もなかの心の寄り道&あれやこれや」
いつもなら火曜日は、フラメンコレッスンに出かける曜日。
昨日は第五週でお休み。
『えーと、あれとこれと』」
こんな時こそやってしまわなければ..。
後回しにしている事が次々と浮かんできた。

私の携帯が鳴った。
「あのね..」
映画の誘いだった。
「行く行く..」
予定を変更し、即答。

「八月の鯨」
という作品だった。
フィルムが何となくちかちかして古く感じてしまう。
1987年、カンヌ国際映画祭、特別賞の作品だと知ったのは、見終わってからだった。

高台の別荘と、建物に面した海。
場面はそれしか出てこない。
当時91歳と79歳のベテラン女優が、丁寧に丁寧に人の心の中、そして人生の移り変わりを描いていく。

ほとんどレンタルDVDやケーブルテレビの映画を家で観るのみの自分。
映画の楽しさ、大切な時間を存分に味わった。

以前にも、新しい作品ではなく、すぐれた作品を上映してくれる会場を教えてくれたり、誘ってくれた人がいた。
あのときと同様。
誘ってくれて有り難うの言葉一杯。
行きたい気持ちはあっても、なかなか一人では行こうとはしないのだから。

さて、話は変わって、前回書いた、「血塗られた携帯電話」というドキュメンタリー。
あの番組を機会に、今持っているタブレットと携帯電話を、私は大事に大事に使うようになった。

ジャーナリストに同行して鉱山を案内した少年は、はたして無事に生きのびているだろうか。
過酷な状況を知った以上、簡単に新機種に乗り換えたくない。
今使っているものを少しでも長く、そして目一杯役立てて使いたいと思った。

タブレットでは、太宰治の、津軽、思ひ出、グッバイ、走れメロス、ヴォンの妻、富嶽百景...等々たくさんの作品を読めた。
どれも昔読んだはず。
結果は、初めて読んだごとく新鮮だった。

今年、著作権が切れた吉川英治の作品は記憶から離れていなので、あえて随筆物を選んだ。
外国の作品は数冊だけ。

あと数年経つと、山本周五郎も著作権が切れる。
著作権が切れる数年後までの今年から、全集で26巻刊行される。
その売れ行きがいいとのことだそうだ。

映画も小説も同じ。
素晴らしい作品は、何十年経っても受け取り側に確かな感動を伝えてくれる。

最後に皮肉を一つ。

今はほとんど見受けられなくなった二宮金次郎が書物を読みながら薪を背中にしょって歩いている銅像。
私が通った小学校には、校庭の隅にあった。

どんどん取り払われていった理由が、よく判る気がする。

小説どころか、今はスマホや携帯でメールやゲーム。
ホームに落ちたり、人とぶつかったり。
乗り物運転中にも片手に持っている人も。
危険すぎる。

これも大切に使っている所以だとでも言いたいのだろうか...。

あ〜、書きたい事だらけで支離滅裂になってしまったー。

ayame1999 at 18:31│ 心の寄り道 | あれやこれや