2013年07月31日

大切に...第725編

              「もなかのあれやこれや」
先週の事。
きた、きた。
例の電話が!
「声がへんでしょう..」
第一声の言葉。
「風邪ひいてしまって苦しくてタクシーで職場に行こうとして...」
ここまでの台詞は、よくテレビでも流れていたシナリオ通り。

私は受話器を耳に当てながら、
『実にうまいなー、役者さんみたい..』
と思った。

私が振り込み詐欺でしょ、と言うと、次の用意されている台詞。
◎◎おばさんの家と間違えたという内容。
私は話が終わらないうちに、電話を強く切った。

毎日毎日、事件が多発していても、誰かがひっかかっている現状。
その巧みさに、騙されてしまうのだろう。
自分だったら、持っていくものがないのだから事件にならないけれど...。

長年勤めあげやっと退職した人。
苦労して貯金していた人も中にはいる。
共通する優しさを利用された人達。
気の毒というほかない。

さて、先日、ほとんど開いたことのなかった戸棚の中を片付けた。
小物入れが出てくる。訝しげに手を入れると、銀行の古い通帳が出てきた。

発見!
という感じだ。

へそくりでもしようと思って作ったに違いない。
合併して、とっくに名前が変わっている銀行。
いったい現在は何と言う名の銀行になっているのかさえ判らない始末。

そして、胸をとどろかせて開いたけれど...。
がっかり。
一万円と少し。
「銀行には期限があるから、もうダメだろうなあ..」
諦めた。
数日間テーブルの上に置いたまま睨めっこ。

でもでも、待てよ。
無駄にしてはいけない。
というわけで最寄りの駅から二つ離れた駅までやってきた。

気の遠くなるような年数が経っていたけれど、身分証明書代わりの運転免許証でオッケー。
細かな数字は長年の利息が毎年加算されていたからだろう。

私のように、そのまま放置している人が多いに違いない。
そんな人達の休眠口座の額を合わせると、毎年、七百から九百億円になるのだとの事。

御金は大切。
少ない多いに関係なし。

自分への教訓。
例え、予定していたへそくり貯金が出来なく、そのままにしていた通帳でも、無駄にしてはいけない。

心優しき他人への忠告。
例え大金がある人でも、振り込み詐欺に引っ掛かってはいけない。



ayame1999 at 19:28│ あれやこれや