2013年09月14日

その人の笑顔で..。

               「もなかのあれやこれや」
今日、金曜日私はいつもの検査。
所謂、車の車検のようなもの。
といっても、数年に一度の車検と違い、約一か月に一度。
頻繁に診てもらって
「ありがとう」
という感じだ。

「ごめんなさいね、ずいぶん待たしてしまって」
「そんな...、とんでもない」
あわてて首を振り、頭を下げる。
ほとんどマスクで占められている医師の顔。
でも、優しい目はしっかり見える。
検査結果の数字は例えよくなっていなくたって、その頬笑みは薬以上の効き目がある。

病院の規模によって状況は違うのだろうけれど、私が毎月目の当たりにする此処の光景は、それぞれの科の前や、会計受付の前が、人であふれている。

大変だなー。
お昼を過ぎているのに、まだ人が減っていないなんて。
入院患者の病室も回り、手術だってしなければならないだろうし...。
医師だって、いろいろな人がいるという事ぐらいは判っている。
でも、少なくても私が知っている医師や、看護師さんには待遇をたくさん良くしてほしいものだ。

さて、帰りの車の中で私はテレビを付けた。
危ないから画面は出さず、音声だけ流しておく。

この数日間だけですっかり覚えてしまったさわやかな女性の声が流れていた。
「あっ!わかった、」
オリンピックのプレゼンテーションでスピーチした、パラリンピック出場した女性の顔が浮かんだ。

信号が黄色になりかかった時点で早めに私はブレーキを踏んだ。
スイッチを押し、画面に切り替える。
佐藤真海さんに間違いなかった。

再び画面を消し走り出す。
明るい声。
しっかりした話し方。
パラリンピックに出場する選手達の様子を語っていた。

例えば、義足の人は、普段歩くのは補助を受けられるけれど、スポーツの為の義足は自費で...などなど。
スポーツする為の車椅子も。
予想はついていた事とはいえ、もう少し優遇してあげてもいいのではないか、と感想がいっぱい。

それにしても
「人って、すごいなー」

一人の人間の出現でがらりと物の捉え方が変わる事がある。
その人の発信で、今まで微動だに動かなかった空気が、突然風通しが良くなる場合も。

「佐藤真海さんは、そういう役目の人だったんだなー」
同じ条件の人であっても、全ての人が発信出来る機会に恵まれているわけではないのだもの。
毎回訪れるたびに私の気持ちを穏やかにしてくれる医師もそういう役目の人なんだろう。

いいね。
私も明るくいこうー。

取りあえず、私の役目は..。
「スタイルなんて関係ないよ。ずんぐりむっくりだっていいもんだね。」
そう言われるように、美味しいものをたくさん食べ、健康でいよう。


ayame1999 at 00:53│ あれやこれや