2013年11月10日

生きている背中...。

                  「もなかのあれやこれや」
先月、そして今日の土曜日も(注:書いたのは夜中。実際は日曜日になってしまったー.)音楽を聴きに行く機会に恵まれた。
千人以上収容のホールは、もっぱらクラシック専門。

400人程の今回のホールは、映画音楽やクラッシック等バラエティーに富んだプログラム。
グランドピアノの響きも素晴らしかった。
どちらも特色があって、楽しめた。

流れる旋律は、ざわついた日常から穏やかな世界に運んでくれ心地良い。
生の演奏は、家でCDを聴いていた時とはまた違った時間。

精神衛生上、非常にいいのだろう。
ここ数日間、何かのきっかけで、一瞬にして尖ってしまっていた気持。
そんな鋭い気持ちを滑らかに修正してくれた。

簡単にいえば、癒された。
さてこの癒。
穏やかにしてくれたのは、今回は音楽だけではなかった。

「何てすてきな背中なんだ!」
今までプロ、アマを問わずたくさんの指揮者の背中を見てきた。
流暢な動きや規則正しい指揮。
人それぞれ。
いくら指揮をみていたって演奏が一番だから、客席からは必要以上に注視したり感じたことはない。
でも、今回聴きに行った時の指揮者は..。
繰り返す。
『何て素敵な背中なんだ!』
動きはかえって静かと思えるほど。
後ろ姿のスタイルがいいとか..そういうことではない。
どう説明していいか判らない。

指揮者の背中を見ただけでどういう演奏をこれからしてくれるのか判ってしまうような...。

動いているのに死んでいる背中。
静かにたたずんでいるのに、生きている背中。

踊りもその人の内面が出る、とよく言われるけれど..。
激しいのに何も伝わってこない時もある。
動いてないのにびんびん伝わってくるフラメンコもある。

『う〜ん、』
私の背中は生きているだろうか...。
考えさせられてしまう。


ayame1999 at 00:59│ あれやこれや