あれやこれや

2013年09月25日

磁石の力..第735。

「元気でいるかなー」
最近会いたいと思ってもなかなか会えない友がいた。
「電話しようかなー」
時計を見ては、
「よそう。もう遅い時間だから..」
別の日は、食事の支度で忙しい時間帯だし...と手にした電話を置いてしまったり。
そして、いよいよ電話を手にすると、
「あっ!今は仕事中の時間だな...」
また、携帯を閉じたりと。

機会を逃してばかり。
でも、会いたいな、という思いはとても強かった。

日曜日の事だ。
私はマンドリンを片方の肩にかけ、新宿駅から丸ノ内線に乗り換える為に私鉄の西口改札を出ようとした。
まさに改札一歩手前。

「いや、待てよ...」
早く来てしまった。
時間をつぶすために、別の改札口から出よう。

わざわざUターンして地下に降りて行った。
人とぶつからないのが不思議なくらいの長い通路を歩いていく。
そんな中、数人が立ち止まっているのが私の視界に入った。
そのまま通過。

でも、どんどん前を歩いているけれど、背中を見せていた女性の髪形が気になった。
「◎◎さんもあんな髪をしていたなー」
会いたい会いたいと思っていた人の顔がまた浮かんだ。

こんな所にいるはずなんてない。
「そうだ、時間をつぶそうと思っていたんだから、寄り道をするつもりで...」
またもや私は、Uターンした。

私は後ろ姿を見せている人の顔を、覗き込んだ。
そばにいた他の数人が訝しげに私をみた。
「ウワー!」
声を出したと同時に、顔をくしゃくしゃにして、彼女は私の手に掌を重ね飛び跳ねた。
もちろん私も。
「ウワー、嬉しいよー」
効けば、仲間数人と新宿に来たけれど、一人が電車の中に荷物を忘れてしまった。
駅事務所に行ったので、その間、その場所を離れず待っているところだとのこと。

「世間は広いようで狭いなー」
その言葉をよく口にする事がある。
でも、今回は、偶然とは言いたくなかった。

思っていたからこそ、強い磁石で吸い寄せられたんだ!
強力な磁石に。

事務所に行った、という人がなかなか戻ってこない。
これ幸いと、私達は互いに言葉を発し続けた。

別れ際、フラメンコは頑張っているの?...と問われた。
私は、来月の20日のライブの事を話した。
彼女は手帳を出した。
「行くよ行くよ、絶対に行くよ」
泣きたくなるほど嬉しい言葉。

思いが強いときっと磁石が、働いてくれるんだ。
そう思った。
『ということは、他のことも同じだなー』

いっぱいいっぱいフラメンコが楽しく踊れますように。
いっぱいいっぱい大好きなマンドリンやギターが上手になりますように。
いっぱいいっぱい..。

ああ、自分の事ばかりだ。

でも、いいのだ。
家事がスムーズにとか、お掃除がゆき届くように..なんて思ったら大変。
磁石の力で、家事がいっぱい吸い寄せられたら困るもの。



ayame1999 at 00:20|Permalink

2013年09月14日

その人の笑顔で..。

               「もなかのあれやこれや」
今日、金曜日私はいつもの検査。
所謂、車の車検のようなもの。
といっても、数年に一度の車検と違い、約一か月に一度。
頻繁に診てもらって
「ありがとう」
という感じだ。

「ごめんなさいね、ずいぶん待たしてしまって」
「そんな...、とんでもない」
あわてて首を振り、頭を下げる。
ほとんどマスクで占められている医師の顔。
でも、優しい目はしっかり見える。
検査結果の数字は例えよくなっていなくたって、その頬笑みは薬以上の効き目がある。

病院の規模によって状況は違うのだろうけれど、私が毎月目の当たりにする此処の光景は、それぞれの科の前や、会計受付の前が、人であふれている。

大変だなー。
お昼を過ぎているのに、まだ人が減っていないなんて。
入院患者の病室も回り、手術だってしなければならないだろうし...。
医師だって、いろいろな人がいるという事ぐらいは判っている。
でも、少なくても私が知っている医師や、看護師さんには待遇をたくさん良くしてほしいものだ。

さて、帰りの車の中で私はテレビを付けた。
危ないから画面は出さず、音声だけ流しておく。

この数日間だけですっかり覚えてしまったさわやかな女性の声が流れていた。
「あっ!わかった、」
オリンピックのプレゼンテーションでスピーチした、パラリンピック出場した女性の顔が浮かんだ。

信号が黄色になりかかった時点で早めに私はブレーキを踏んだ。
スイッチを押し、画面に切り替える。
佐藤真海さんに間違いなかった。

再び画面を消し走り出す。
明るい声。
しっかりした話し方。
パラリンピックに出場する選手達の様子を語っていた。

例えば、義足の人は、普段歩くのは補助を受けられるけれど、スポーツの為の義足は自費で...などなど。
スポーツする為の車椅子も。
予想はついていた事とはいえ、もう少し優遇してあげてもいいのではないか、と感想がいっぱい。

それにしても
「人って、すごいなー」

一人の人間の出現でがらりと物の捉え方が変わる事がある。
その人の発信で、今まで微動だに動かなかった空気が、突然風通しが良くなる場合も。

「佐藤真海さんは、そういう役目の人だったんだなー」
同じ条件の人であっても、全ての人が発信出来る機会に恵まれているわけではないのだもの。
毎回訪れるたびに私の気持ちを穏やかにしてくれる医師もそういう役目の人なんだろう。

いいね。
私も明るくいこうー。

取りあえず、私の役目は..。
「スタイルなんて関係ないよ。ずんぐりむっくりだっていいもんだね。」
そう言われるように、美味しいものをたくさん食べ、健康でいよう。


ayame1999 at 00:53|Permalink

2013年09月11日

おにぎり持っていこう...。

                「もなかのあれやこれや」
「チケットが四枚綴りだから、ちょうど◎◎ちゃんが行ってくれると助かるんだ。だから一緒に行ってくれないかなー」
すっかりやらなくなってしまったゴルフ仲間から連絡が入った。

近所のゴルフ場で10月の最初に女子プロのトーナメントがあるとのこと。

行きたくても名門すぎて一度も行ったこともない、いや、行く事が出来ない憧れのゴルフ場。
仲間の三人も私と同じ。
だから、よけいに行きたかったのかも。
そして、男子選手とは違い力強さはないけれど、華麗さがある女子プロ選手達のプレーだから、間近で観たいと思ったに違いない。

話をきいた私は...と云えば。
あまり乗る気はなかった。

選手についてゾロゾロと歩いていくギャラリーの姿が好きではないのだ。
個人プレーの試合。
何より、高額な賞金をかけて戦うことに、あまり応援の気持ちが起こらない。
チームプレーだったら思いは違うかも。

でも、ゴルフ選手達の実態は常時上位で勝ち、加えてスポンサーがついて裕福なのはわずかな人数。
ほとんどの選手は試合に出るのも自費で大変な事を知っている。

受話器からの元気な声を聞くと、だんだん私も引き入れられていった。
「じゃー、私も行こうかなー、近いしね」
自分にとっては雲の上のゴルフ場。
その場所にお散歩に行くつもりで、出かけるのも悪くない。

リュックを背負って、おにぎり入れて行こうかなー。
遠足に行くように。
楽しそうだ。

「わかった、じゃー、私も行くからね」
人数合わせの為に、という説明がひっかかったけれど、私はオッケーの返事を返す。

私はさっそく、まったくゴルフとは無縁の家族に、トーナメントの話をする。
広々とした場所にお散歩に行くつもりもいいのでは...普段は入れない場所だし...と。
ムクムク。
興味津々の顔。

でも、残念でした〜。
チケットは四枚つづりだから、四日間続けて行かなければならない。
或いは、同じ日に四人で分けられる人がいればいいけれど...。

何だか楽しみになってきたー。
選手の皆さんには、ごめんなさい。
応援に行く、ではなく、遠足に行こうなんて声を大にしまって..。



ayame1999 at 14:52|Permalink

2013年09月09日

2020年ってどんな世の中になっているのかなー。

             「もなかのあれやこれや」
日本が7年後のオリンピック開催国に決まった。
よかった、よかった。

つい数日前までは、全く関心がなかった自分。
それが、決まったのを知ると、やっぱり嬉しい。

テレビをつければ、どの局も、経済効果の数字を大々的に報じ続けている。
それも確かに大事な事かもしれないけれど...。

私は遠い遠い記憶を引き寄せる。
小学生だった時のオリンピック。
女子バレーボールの大松監督の名前をしっかり覚えている。
その後、「おれについてこい」という本を読んだので強烈に残っている。(成せばなる、だったかも..)
マラソンのアベベの名も。

あれから、3分の1の人口は確実に入れ換わっている。
もっとかな..。
電車の中で時々思ってしまうこと。
「あと50年経ったら、この乗客の半分はいなくなるのだなー...」
と。
それほどの大きな年月。
故に、つい、そんなこと考えてしまうのだ。

膨大なお金を使うのなら、もっと別な事で使わなければならない事があるだろうに..といろいろな気持ちもある。
でも、それはそれ。
飛びあがらんばかりに喜んでいる人達の姿は、関心なかった私までも喜びに引き入れてくれた。

放射能漏れに対しては、世界に向け、はっきりと首相が心配ないと断言。
『本当に大丈夫なのかなー』
ちょっと疑いの眼の私。
でも、発想をかえれば、ああいう場所ではっきり発信出来たことは、かえって良かったんだ、と思えた。

さてさて、今まで外国であったオリンピックを観るたびに、あと何回観れるのかなー、という思いで観てきた自分。
今度は、
「日本でのオリンピック、この目で観れるといいなー」
と強く思った。
何があるか判らない世の中。
そう本気で思っている。

最後にもう一つ。
個人的にはレスリングの人には悪いけれど、ソフトボールに種目決まってほしかったなー。
う〜ん。
スカッシュの人もいることだし、一人一人の希望を述べたらきりがないけれど。

まずは、さておき、
「2020年、東京でのオリンピック開催決定、おめでとう」


ayame1999 at 18:38|Permalink

2013年09月01日

何もかもが入っていて....。

          「もなかのあれやこれや」
やっておきたいことがあったけれど、果たすことは出来ず、悔いが残った8月となってしまった。
まあ、しかたない。

さて、私が前、前回のブログに、
「昔読んだ漫画だったか小説だったか、化学戦争で毒ガス用のマスクを付け、地下に避難する人々の場面があった。けして空想の世界ではない。そういう日も近い世の中になってきているのかもしれない。」
と書いた。

そしたらシリアで...。

数日前、我が家の上空は、轟音が響いた。
近所に基地があるし、アメリカ軍の飛行場もわりと近い。
普段も、訓練の時はひっきりなしに轟音。
特に今。
「もしや!」
時期が時期だけに、もう作戦に乗り出しているのか..と私の身体は音に反応し、硬直してしまった。

テレビのニュースの中で映っていたシリアからトルコに逃れてきた家族。
遠い国での戦争や内戦はずっと昔からもいろいろな国で起きている。
でも、昔と違って、今はリアルタイムで現状が映し出される。
伝わってくるものが違う。
人ごとでは済まされない。
遠くて近い戦争だ。

いつまでも、何も心配せずに大好きなフラメンコに没頭し、思い切り大好きなマンドリンやギターを抱きかかえていられる世の中でいてほしい。

さて、世の中、といえば..。
これまた判っていたけれど、改めて気付かされたことがある。

ギターやマンドリンの練習をしている時、メトロノームを別の部屋に取りに行くのが面倒でタブレットでアブリを調べた。
あった、あった!
無料でものすごく使いやすい。

次に、弦の音も狂ってきた気がした。
でも、チューナーも取りに行くのが面倒。
あった、あった!
チューナーのアプリが。
いつも使っているものと、ひけをとらない。

いやはや。
気がつかないうちに大変な世の中になっていた事に気付かされる。

メトロノームを作っていた会社は?
チューナーを作っていた会社は?
ビデオを作っていた会社は...。
録音機器を生産していた会社は...。
ICレコーダーだってどんどん生産が中止されていっている。
カメラは?
逆に高級なものを売り出して必死になっているけれど..。
そうそう、ラジオも時々聴いている。

スマホの中には、何でも入っている。
でも、スマホの為に、衰退してしまう企業が何と多いことか。
最近は、スマホで、外出先から家の中の冷房や洗濯機を作動させられる家電も出来たとのこと。

私にはまったく必要ないことばかりの物を作っているとしか思えないのだけど..。
でも、きっと求める時が来るのだろう。
文句を言いながら便利なアブリを使っている矛盾な自分なのだから。。

テレビのニュースで映っていた、シリアからトルコにむけて脱出してくる人々。
その人々が一番必要なものは...。
訊くには及ぶまい。

何でも入っているスマホ。
どうか、どうか、平和になれるアプリを入れ込んでほしいものだ。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
さて、長い間、このブログを書き続けてまいりましたが、今年いっぱいで、終える事に致しました。


何で書いているのかと自分に問う事が何度かありましたが、答えはいつも自分の為に..でした。

でも、最近、特に、
「本当に自分の為ならば、公開することはないのではないか...」
という気がしてきました。
皆様に公開しなくても、ブログは私独りが見れればいいのではないか...と。

自分にとっては気の遠くなるような長い年数。
このブログのおかげで自分を見つめ直せた日々でした。
これからも、皆様には閲覧出来なくなりますが、自分の歩んできた証しとして書き続けてまいります。

残された今年いっぱい、相変わらず、くだらない事ばかり書き連ねると思いますが、よろしくお願い致します。

そして、私のつたない文章に長い間お付き合い下さいましたこと。
ここに深く深くお礼申し上げます。



ayame1999 at 22:57|Permalink

2013年08月19日

次は何の注意報..。

       「もなかのあれやこれや」
この暑さでバテたのか。
それとも目が回る程の忙しさでクラクラしているのか..。
「フー」
「ハー」

公民館のひばり放送からは、
「光化学注意報が出ました。激しい運動を控えて下さい」
と流れてくる。
テレビをつければ
高温注意報だの、冷房を付けるように..などと注意喚起が流れたり。

加えて、豪雨と雷注意報も頻繁に流れるようになった。
そういえば、竜巻注意報もあったなー。

ひゃー、注意ばかり!

昔読んだ漫画だったか小説だったか、化学戦争で毒ガス用のマスクを付け、地下に避難する人々の場面があった。
けして空想の世界ではない。
そういう日も近い世の中になってきているのかもしれない。

やめよう。
恐ろしい事を想像するのは。

さてさて、こちらは暑さとの戦いのほかに、あと一週間戦わなくてはいけない日々が残っている。
朝目を覚ました途端に、嵐の渦の中の真っただ中。
仕方ない。

たまには、我慢しなければ...。
数回前のブログに書いた、注文を受ける度に
「よろこんで!」
の言葉を発した居酒屋チェーンと同じ。
私も、
「喜んで!」
にっこり笑って叫ぼう。

あまりにもブログ更新の間隔が開いてしまったので、急いで今打ち込んだ次第。

連日厭だと言っても容赦してくれない猛暑。
「いいかげんにせんかい!」
私の頭からゆげが出ている。
でも、もう8月の後半。
まあ、猛暑のパワーもあともう少しで終わりなのだから、そんなに目の敵にするのはよそう。

頭ゆげ注意報が出たら困るもの。



ayame1999 at 15:04|Permalink

2013年07月31日

大切に...第725編

              「もなかのあれやこれや」
先週の事。
きた、きた。
例の電話が!
「声がへんでしょう..」
第一声の言葉。
「風邪ひいてしまって苦しくてタクシーで職場に行こうとして...」
ここまでの台詞は、よくテレビでも流れていたシナリオ通り。

私は受話器を耳に当てながら、
『実にうまいなー、役者さんみたい..』
と思った。

私が振り込み詐欺でしょ、と言うと、次の用意されている台詞。
◎◎おばさんの家と間違えたという内容。
私は話が終わらないうちに、電話を強く切った。

毎日毎日、事件が多発していても、誰かがひっかかっている現状。
その巧みさに、騙されてしまうのだろう。
自分だったら、持っていくものがないのだから事件にならないけれど...。

長年勤めあげやっと退職した人。
苦労して貯金していた人も中にはいる。
共通する優しさを利用された人達。
気の毒というほかない。

さて、先日、ほとんど開いたことのなかった戸棚の中を片付けた。
小物入れが出てくる。訝しげに手を入れると、銀行の古い通帳が出てきた。

発見!
という感じだ。

へそくりでもしようと思って作ったに違いない。
合併して、とっくに名前が変わっている銀行。
いったい現在は何と言う名の銀行になっているのかさえ判らない始末。

そして、胸をとどろかせて開いたけれど...。
がっかり。
一万円と少し。
「銀行には期限があるから、もうダメだろうなあ..」
諦めた。
数日間テーブルの上に置いたまま睨めっこ。

でもでも、待てよ。
無駄にしてはいけない。
というわけで最寄りの駅から二つ離れた駅までやってきた。

気の遠くなるような年数が経っていたけれど、身分証明書代わりの運転免許証でオッケー。
細かな数字は長年の利息が毎年加算されていたからだろう。

私のように、そのまま放置している人が多いに違いない。
そんな人達の休眠口座の額を合わせると、毎年、七百から九百億円になるのだとの事。

御金は大切。
少ない多いに関係なし。

自分への教訓。
例え、予定していたへそくり貯金が出来なく、そのままにしていた通帳でも、無駄にしてはいけない。

心優しき他人への忠告。
例え大金がある人でも、振り込み詐欺に引っ掛かってはいけない。



ayame1999 at 19:28|Permalink

大切に..

           「もなかの心の寄り道&あれやこれや」
いつもなら火曜日は、フラメンコレッスンに出かける曜日。
昨日は第五週でお休み。
『えーと、あれとこれと』」
こんな時こそやってしまわなければ..。
後回しにしている事が次々と浮かんできた。

私の携帯が鳴った。
「あのね..」
映画の誘いだった。
「行く行く..」
予定を変更し、即答。

「八月の鯨」
という作品だった。
フィルムが何となくちかちかして古く感じてしまう。
1987年、カンヌ国際映画祭、特別賞の作品だと知ったのは、見終わってからだった。

高台の別荘と、建物に面した海。
場面はそれしか出てこない。
当時91歳と79歳のベテラン女優が、丁寧に丁寧に人の心の中、そして人生の移り変わりを描いていく。

ほとんどレンタルDVDやケーブルテレビの映画を家で観るのみの自分。
映画の楽しさ、大切な時間を存分に味わった。

以前にも、新しい作品ではなく、すぐれた作品を上映してくれる会場を教えてくれたり、誘ってくれた人がいた。
あのときと同様。
誘ってくれて有り難うの言葉一杯。
行きたい気持ちはあっても、なかなか一人では行こうとはしないのだから。

さて、話は変わって、前回書いた、「血塗られた携帯電話」というドキュメンタリー。
あの番組を機会に、今持っているタブレットと携帯電話を、私は大事に大事に使うようになった。

ジャーナリストに同行して鉱山を案内した少年は、はたして無事に生きのびているだろうか。
過酷な状況を知った以上、簡単に新機種に乗り換えたくない。
今使っているものを少しでも長く、そして目一杯役立てて使いたいと思った。

タブレットでは、太宰治の、津軽、思ひ出、グッバイ、走れメロス、ヴォンの妻、富嶽百景...等々たくさんの作品を読めた。
どれも昔読んだはず。
結果は、初めて読んだごとく新鮮だった。

今年、著作権が切れた吉川英治の作品は記憶から離れていなので、あえて随筆物を選んだ。
外国の作品は数冊だけ。

あと数年経つと、山本周五郎も著作権が切れる。
著作権が切れる数年後までの今年から、全集で26巻刊行される。
その売れ行きがいいとのことだそうだ。

映画も小説も同じ。
素晴らしい作品は、何十年経っても受け取り側に確かな感動を伝えてくれる。

最後に皮肉を一つ。

今はほとんど見受けられなくなった二宮金次郎が書物を読みながら薪を背中にしょって歩いている銅像。
私が通った小学校には、校庭の隅にあった。

どんどん取り払われていった理由が、よく判る気がする。

小説どころか、今はスマホや携帯でメールやゲーム。
ホームに落ちたり、人とぶつかったり。
乗り物運転中にも片手に持っている人も。
危険すぎる。

これも大切に使っている所以だとでも言いたいのだろうか...。

あ〜、書きたい事だらけで支離滅裂になってしまったー。

ayame1999 at 18:31|Permalink

2013年07月22日

血塗られた携帯電話

          「もなかのあれやこれや」
今更、判っている事だけど...。
生きている間は、人との出会いと別れの繰り返しなんだなと思った。
元気だった人が突然病に襲われ、私の前からさよならしてしまったり。
親しい人が引っ越してしまったり。
逆に私から離れてしまったり。

もちろん、未知なる環境で新しい出会いもあるけれど...。

日曜日、参議院選挙が終わった。
時代は繰り返すという。
ある時は特定の政党に、大ブームが起き、破竹の勢いで拡大したり。
そうかと思ったら、次の選挙では大惨敗したり。
政治家も、別れと出会いの繰り返しと言えるだろう。

日曜日は午後から地域のマンドリンクラブの練習。
選挙投票会場になっている同じ建物内だった。
「なんだか、人が少ないなあ」
ロビーもガラガラ。
ちょっと複雑な心境。

数日前にNHKBSドキュメンタリー番組
デンマークの作品、
「血塗られた携帯電話」
を見たあとだったからだ。

コンゴという国は携帯電話やパソコンの部品に使われる資源が豊富。
その鉱物の為に500万人の人が、武装グループに殺されている事実を知った。

略奪が頻繁に起こる。
軍まで関わりがあるときも..。

ドラマではない。
番組の為に、命がけで取材に入って行く様子。
緊迫感が伝わってきて、見続けるのが怖かった。

武装グループの略奪によるものと分かっていながら鉱物を取引する大手携帯電話会社。
500万人もの人が殺され、今もその現状が続いている現実。
そしてカメラは、警察も官僚も金銭によって動く場面を映し出す。
また、映していなくても、容易に想像出来る場面多々。

ちょうど選挙の数日前に見た番組。
投票できるということが、どれほどありがたいかを目の当たりにさせられた。

多くの命の犠牲で次々と新機種が発売される事実を知った私。

もしも新機種の携帯やPCに入れ替えたとしても、今まで通り大喜びすることはもう出来ないだろう。

世界には貧しい国がたくさんあるのは重々承知している。
彼らの安い賃金のおかげで、自分の生活品々も安価で助かっているという事も。

でも、今回は感じ方が違う。
番組の中で大手の携帯会社に問う場面があった。
コンゴの武装組織から取引しなければ虐殺はなくなるのではないか..という主旨を。

でも、応対してくれた会社は答えない。
そのほかの会社は答えるどころか、担当者に会うことさえできなかった。

番組の中で、だんだんと世界でコンゴの事が問題になってきて、他の国から資源を求めるという動きも出てきた、とは言っていたけれど...。

私は初めて知った事実。

どうしてこんなにいい番組を遅い時間にやるのだろう。
どうしてBSでなく総合のチャンネルで最初に放映しないのだろう。
たくさんの人に観てもらいたいと思った。

出会いは喜び。
別れは寂しいけれど思い出を残してくれる。
生きていれば再会の楽しみもある。
でも殺されてしまう別ればかりでは、いたたまれない。



ayame1999 at 02:34|Permalink

2013年07月17日

目にするもの耳にするもの新鮮な事ばかり...。

         「もなかのマンドリン&あれやこれや」
またもや、土曜日、日曜日、とても充実した時を過ごす事が出来た。

土曜日は久し振りにお会いたした仲間と
「カンパーイ」
私はコーラのみで我慢。
テンションがあがっていくお喋りに耳を傾けているだけで楽しい。

そして14日の日曜日。
司会を務めさせていただくマンドリン演奏会の日。

会場は市ヶ谷だけどリハーサルは神田でとの事。
もう一度、全ての曲を頭に叩き込んでおきたく、私も早朝に家を出た。

都会はすごい。
リハーサルに借りた場所は小学校。
ビルの中に生涯学習と幼稚園、そして一般の図書館まで入っている。

私が知っている小学校のイメージと違いすぎる。
特に中央区や千代田区はオフィスが多いから子供の数が少ないからだろう。

リハーサルが終わると、コントラバスやギターはワゴン車で運び、人はタクシーで本番会場に移動。
「大変ですね、駅の階段は特に苦労するでしょう」
私は大きなコントラバスを弾く女性に声をかけた。

エレベーターやエスカレーターがない駅は...。
混雑している時間帯とぶつかってしまったら...。

私が知っているベースを弾く人は遠方の場合、車で運んでいる。

「それにしても、その台車はいいわね。特注なの?」
私が近所で続けているクラブの場合、練習場所に近い我が家で、コントラバスを預かっている。
演奏する人が、取りに来て普通の台車で抱きかかえて押していく。

でも、その女性が楽器に素早くセットした台車の車輪は大きく、見慣れているものとは違っていた。
『これだったら、きっと楽だろうなあ、教えてあげたいなー』

でも、
「ブー」
ダメだ。
聞けば、思った通り外国に特注。

さて、肝心な演奏会。
とても素敵だった。
そしてとても勉強させてもらった。

小品曲合わせ、第三部までの曲。

自分でも演奏した事のある曲もあったけれど、もう一度、全ての曲について調べ直した。

映画音楽ならその映画のあらすじを。
バレエ音楽なら、場面を。
歌劇なら作曲家と物語も。

私の事だから終えてしまえば調べた事なんてすぐに忘れてしまう。
でも、自分が所属していないクラブの演奏会。
進行役をお引き受けした以上、全てをコメントしなくても、頭の中で理解しておく必要がある。

そして、またして私は知った。

『ああ、また貴重な時間を私はもらったんだなー』
と。
心の底から感謝した。

さて、終えて感動が残ったまま、打上げまで招待して下さり、私は喜んで参加。
「乾杯!」
ジョッキを鳴らした。

すぐに男性が店員さんを呼び、ビールのおかわりを頼んだ。
すると、
「はーい、喜んで...」

「???...」
確か、ヨロコンデ...と聞こえた。

他の場所からも、ヨロコンデ..という言葉が聞こえてくる。
すぐに合点する。
お店のマニュアル通りの言葉に違いない。

でもなー。
私に問題があるのだろうか。
違和感を感じてしまう。

店員さんが本当に心の底から思って言葉にしてくれるのならいいけれど。
決まりだったら、
『ハイだけでいいのに...』

こんな事を書いてしまったらそのお店に迷惑がかかるかもしれないからやめよう。
その人はとても感じが良かったのだから。
素直に受け取ろう。

外に出るといろいろ考えさせられることばかりだ。


ayame1999 at 18:00|Permalink