ジャズの街にハレオがとぶ

2006年08月14日

ジャズの街へ

横須賀へ、ライブを観に行ってきた。

前半は音楽演奏だった。

パーカッションをふんだんに使って、耳で聴くだけでなく、目でも楽しませてくれた。

そして最後の曲の演奏になると、真っ白な衣装の女優さんみたいな踊り手が静かに登場。そして次に、男性と別の女性が登場する。筋書きのあるお芝居を演じているように踊りは展開していく。

三人は私がフラメンコの踊りの教室でお世話になっている諸先生方である。

たくさんの大きな舞台で踊ったり演じてきただけあって、体からほとばしる表現が抜群、

「かっこいいよー」

とひと声かけたくなるが、いえるわけがない。

二部は、カンテ(フラメンコの唄)とギターとバイレ(踊り)のみの舞台。

三人とも、その人だけにしか出せない個性を発揮した素晴らしい踊りで、曲の途中で拍手が鳴ってしまう。

私も思わず拍手。

「あれ、、出るじゃないの」

パルマの練習をしているとき、こんなに大きな音は出ないのに....。

一曲、一曲の中に、苦しみ、耐え忍んでいるやるせなさ、そして喜び等が全部ひっくるめられて入っている感じを受けた。

来たかいがあった。

アメリカ海軍の街、ジャズの街、スキゾチックな街に、興奮を残したまま電車に乗り込んだ。

とてもよかった、という感動した気持ちを舞台の上の人に判ってもらうためには、精いっぱいの拍手とハレオ、そして終了後に話す言葉で伝える方法しかない。

いい舞台を観るたびに思う。

もっと違う方法で感動したことを伝えることが出来たらいいのに..と。

「そうだ!今度、ジェスチャーでやってみようかなあ」

 



ayame1999 at 00:53|Permalink